I’m looking into the far distance. (私は遠い目をしています。): November 07, 2021
CONTEXT:
高2の夏、土曜の午前10時頃。
ひとり最寄り駅から高校へと歩く道すがら。
なにか考えを巡らせるべき、
悩みごと、楽しみ、競争や向上心、対立の一切が浮かばなかった。
空虚すぎるかもしれないが、
味わったことのない、異常に穏やかな気分だった。